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介護ヘルパーの階級


介護ヘルパーの資格ですが、1級・2級・3級とあります。ではこれはどのような違いがあるのでしょうか?

どの級を持っていればどんな仕事に就けるのか、福祉の仕事の初心者の方にはわかりにくいかもしれませんね。
まずホームヘルパーとは、高齢者や身障害者の方など、在宅で暮らすには不自由のある人へのサポートをするための訪問介護です。
家庭を訪問し、食事の支度や部屋の掃除、排せつや入浴の介助、食事介助や体位の交換などをお手伝いします。
ホームヘルパーは、厚生労働省が認定した講習事業者の講習を修了すると、「講習修了者」と認定される認定資格となります。
介護福祉士のように試験を受けて取得する国家資格ではありません。
そのため、講習さえきちんと受けていれば誰にでも取得できます。
最も簡単な介護ヘルパー3級は、家庭介護者向けです。いわゆるホームヘルパーと言われるお仕事です。
入門的である3級は、50時間の講習を受けることによって認定されます。講習内容は座学の講義が25時間、実技が17時間です。
その他、現場の実習が8時間の計50時間となります。
この3級取得のための講習を実施している事業者は、今はほとんど見られません。学校もないですね。
今ではこの介護ヘルパー3級は、家庭で家族を介護するという人のために、自治体が中心になって行っているようです。
平成19年3月の時点ですが、介護ヘルパー3級での就労は介護報酬が発生しなくなったことが大きな要因となっています。

介護ヘルパーとして働くならば、やはり介護ヘルパー2級は取得しておきたいものです。
2級以上の講習内容は、講義を58時間受け、実技講習が42時間、施設での介護実習などが30時間の計130時間です。
施設での介護実習は、施設や訪問介護事業所での実習となります。
この2級の講習を実施しているのが、訪問介護事業者や福祉系専門学校や自治体などで受けられます。
自治体は主に職安センターなどですが、受講料はとらない場合が多いです。
自治体はテキスト代のみ必要となり、大変お得です。
しかし平日の昼間が講習時となりますので、仕事をしながらの資格取得となると少し難しく、専業主婦向けとなるでしょう。
訪問介護事業所や専門学校の講座の受講料は、10万円前後となります。
今は事業所や専門学校が運営している会社もあります。
終了後、そちらへ就職し一定期間勤めると、受講料を一部または全額負担してくれる会社もあります。
高齢化社会になりつつ今、どこも人手不足となっています。そのためそういった配慮する会社も増えつつあるのでしょう。
この介護ヘルパー2級取得のための講座カリキュラムは、国の基準があるためどこも大差はありません。
しかしながら教えてくれる先生は様々です。施設や在宅での現場経験の豊富な先生であれば、経験からの知識を教えてくれます。
反対に現場の経験が乏しい先生だと、理論先行の授業になってしまうでしょう。
やはり介護ヘルパーなどの経験からの知識は大切です。学校の情報は、今はどこからでも入手できる時代です。
十分に調べて納得のいく講習を受けたいですね。

そして介護ヘルパー1級講座は、2級終了後に1年以上の実務経験をした後に受けられます。
いきなり1級を受験するということは不可能です。確実に経験を積んだ人しか受験できません。
自治体によっては実務経験のなしでも受講可能な地域もありますので、ぜひ調べてみましょう。
それでは1級ではどのようなことを学ぶのでしょうか?
2級は比較的簡単に取得できますが、1級はそうはいきません。何しろ上に立つ人材を育成するためにも1級はあります。
2級のヘルパー業務よりも、さらに深い知識や技術を学び、介護ヘルパーを取りまとめるヘルパーのリーダーを育てる勉強をしていきます。
講習は講義が84時間、実技講習が62時間、実習が84時間の計230時間です。
講座内容も介護技術の理解だけでなく、指導する方法についても学びます。
ケアマネジメントなどの、2級とは違った深くて密度の濃い授業となります。
介護ヘルパー1級の講習を修了すると、サービス提供者の責任者として採用される場合が多くなってきます。
在宅介護などでサービスを提供するヘルパーとしてではなく、訪問介護などの計画を立てたり、利用者の意向の確認もしたりします。
雇用形態も正社員や常勤となることが多く、もちろんその分給料も上がります。
まずは介護ヘルパーとして数年働いた後、スキルアップを目指して1級を取得すると良いですね。
実務経験を持ち、現場の状況もわかった上で指導する側に立つと、いろんな角度からものが見られるかと思います。

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